4日目(2004年5月3日)

今朝の目覚めは非常に快適。
朝食のビュッフェを食べに、夕食を摂ったレストランへ行く。
メニューは洋食の朝ごはんメニューのほかに、豆漿、お粥、油条など台湾の朝ごはんメニューもある。
今日の昼食は遅くなりそうなので、お腹いっぱい食べておく。

こんなにいい天気♪部屋に戻り、パッキングを済ませて、チェックアウト。
約束の時間の10分前だったのでロビーの椅子に腰掛けて、タクシーを待つ。
しばらくするとホテルの前にタクシーが停まり、中から女性ドライバーが出てきた。
多分この人に違いないと思い、声を掛けてみると、やはりそうだった。
日本語も結構話せるし、タクシー会社からの車なので信頼できる。
これで2000元はすごくお得かも。

大理石の渓谷を流れる川。早速タクシーに乗り、太魯閣観光に出発。
前日太魯閣に着いたときは少し曇りがちな天気だったのだが、今日は青い空が広がる観光にばっちりな天気。
うはは、ラッキー。
真っ青な空に白い岩肌、緑の木々、渓谷を流れるターコイズブルーの川の色が映えて、非常に美しい。
大自然の元には人間はちっぽけな存在だ。
高いビルを造ったり、きらびやかな装飾を施した建物を造る事はできても、やはり大自然が造った壮こんな感じの掘削痕が残るトンネルがいくつもある。大なる景色には敵わない。
そんな大自然に立ち向かって、太魯閣から台湾の西側に抜ける中部横貫公路を造った人々がいる。
今太魯閣を観光できるのは紛れも無く、その人々のおかげである。
太魯閣にあるトンネルなどには固い岩盤を削った痕が残っており、当時の作業の大変さを物語っている。
これがコンクリートで覆われていたりすると、何も語りかけてこないだろう。
地震後ということもあり、見学できなかった見どころもあった。対岸から望む長春祠。
九曲洞(2日前の地震で300kgの岩が落下し、死者が出た場所)の徒歩コースとか、長春祠とかは軒並み立ち入り禁止。
昨日の文山温泉と違って、赤い三角布がビラビラ付いたロープが3重に張られている。
コレが本当の立ち入り禁止のしるしなのか?
燕子口(岩にたくさん丸い穴があいており、イワツバメが巣を作っているらしい)とか錐麓大断崖(峡谷の幅がとても狭い場所。空が台湾島の形に見えるらしい)とかも見たかったが、地震の影響で車を停めるスペースがいつもより少なくなっており、通り過ぎるだけになってしまった。
それでも太魯閣の景色は十分堪能できた。
やっぱり天気が良かったおかげかな。
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参考 太魯閣国家公園のホームページ(日本語だけど要Big5)

ここが太魯閣の入り口。気が付くと、派手な門の横に車が停車した。
もう太魯閣の入り口である。
これから昨日来た道と反対の方向に進んで、蘇花公路に入る。
しばらく山の中の道を走り、その後海沿いの道に出る。
青い空と青い海!
本当に天候に恵まれて良かった。
次に車が停車した所は清水断崖。(が良く見える場所)
展望台が下にあるので、降りてみた。
まさに「断崖絶壁」とはこのこと!クリックすると拡大します。すごいところに作られた道路をご覧あれ!
本当にすごい場所だ。
海からいきなり切り立った崖が現れていて、そんな場所に道路を作ったという事実が何よりもすごい。
日本統治時代の1925年から作るのに14年もの歳月を費やし、多くの犠牲者を出した蘇花公路。
清水断崖はその一番の難所なのだ。
断崖絶壁をザイルで降りて、発破を仕掛けて作ったらしい。
その汗と涙の結晶である蘇花公路を、眼下に広がる大海原を堪能しつつ突き進む。
前日飛行機の上から見た「鳥石鼻」。
しばらくして山道を上り始める。(それでも海岸線からそれほど離れていない場所なのだが。)
カーブが多いので、車に酔いやすい人はご注意を。
(ちなみに我が家の車に酔いやすい人は後部座席で終始お休み中でした)
ここらへんは採石所やセメント工場などが多いので、大型車両がよく通るのだが、そんなスピードが出ない大型車両を追越しながら進むので、結構怖かったりする。
(追い越そうとするとすぐカーブになってしまたり、追い越すトラックの前方から突然対向車両が現れたり。)

カーブが多い山道が終わると、蘇澳の港町が見えてくる。冷泉公園の入口。
ここらへんは海鮮料理が美味いらしい。(行ってないけど。)
そして蘇澳火車站の前を通ってすぐのところを右折する(角にお茶屋さんを発見。ショーウインドーに茶壷がいっぱい並んでた。店の中には入ってません。)と、「蘇澳冷泉公園」に到着。
荷物を降ろして、ドライバーさんにお礼を言って別れた。

冷泉公園は入場料が大人70元、子供は35元だ。
冷たくて気持ちが良い。入場料を払って入ろうとすると、入り口で「スイムキャップは持ってるか?」と聞かれる。
ここでもスイムキャップは必需品。
水着に着替えて、さっそく冷泉に浸かってみる。
うぅぉおおおお〜ツメタイいぃ〜!!
すごく暑かったので、気持ちがいい。
ただし、ここの冷泉ちょっと曲者なのである。
底に石が敷き詰められていて、その上を歩くと足ツボが刺激されまくりなのだ。
奥まで行きたい人は「ワニ歩き」で行くといいと思います。
で、その敷き詰められた石の間からポコポコと気泡が出ている。
そう、ここの冷泉は汽水(サイダー)なのだ。
冷泉公園の近くには冷泉で作られた汽水を売っているお店がたくさんある。
もっとも、自分でウィスキーとか砂糖を持ってけば、その場でハイボールとかサイダーが飲める訳だが。
(でも冷泉の中では飲食禁止なので注意!)
冷泉にしばらく浸かって、体が冷えてきたので、公園内を見て回る。足裏に効く健康歩道のような通路。
裸足で行ったのだが、これが大変な間違いだった。
ここの冷泉公園の通路には丸い石が埋め込まれている。
そう、園内すべてが「健康歩道」状態なのである。
きっとマニアにはたまらんことだろう。(どんなマニアやねん。)
冷泉公園の奥には売店と家族用の個室風呂があった。
平日のせいもあって、人はけっこうまばらだった。

冷泉に浸かった後は、昼食をとることにした。
駅前の方に歩き、適当な食堂に入った。
注文しようとすると、お店のオバサンが「ズーベンレン(日本人)?」と聞いてきた。
「對、對」と答えると、オバサンはお店の奥のほうに向かって声をかけた。
すると日本語が話せるオジサンが出てきた。
オジサンは日本語教育を受けていた世代ではないのだが、自宅がお店だったおかげで、小さい頃から日本人と接する機会が多く、日本語を覚えたのだという。
このお店で、排骨飯とか魯肉飯とかを頼んだ。
ここの魯肉飯はすごく絶品だった。絶品魯肉飯
クセのない味付けが日本人好みだと思う。
魯肉飯大好きっ子の娘は、あっという間に食べ終わり、おかわりまでした。
そんな美味い魯肉飯、私の口には味見のために食べた2口しか入っていない・・・。
他に頼んだものもあったし、サービスでシロニガウリとひき肉のスープもいただいたので、魯肉飯をもう1杯おかわりすることはできなかった。
食べながら、お店のオジサン、オバサンと色んな話をして楽しかった。
「蘇澳に来たら、また行きたい」と思えるお店になった。

自強號の切符を購入し、発車時間になるまで駅前の蜜餞屋さんで宜蘭名産のドライフルーツを購入したり、ジューススタンドでパパイヤミルクと珍珠[女乃]茶を買ったりした。(ここでもマンゴージュースはまだ無かった。台北でマンゴーカキ氷が食べられるのか不安になる。)
出発時間になり、自強號に乗って台北に出発。
グルメとお茶が待っている♪

台北までは約2時間。
私たちが乗っている1號車にはどんどん人が乗ってきて、気が付くと満席。
平日なのになんなのだ、この混み様は。
まさか1號車から詰めて切符を売っているのではないだろうな・・・。
座席は海側じゃなかったので、宜蘭縣の北部の海岸線を眺めることは出来なかった、残念。
今回はバス、飛行機、鉄道と3種類の交通手段での長距離移動だった。

午後4時半、台北に到着。
今日から台北駅からアクセスの良いYMCA台北に2泊する。
子供連れなので、学割がきくのだ。
荷物を置いて、早速行動開始。
私はお茶屋さんを巡り、夫と子供はホテルで一休みして、7時に「朱記餡餅粥店」で会うことにした。
ホテルを出てMRTに乗る。
忠孝新生で降りて、目指すお茶屋さんは「意翔村茶業」。
去年の夏に行った以来である。
新生南路を南下して行ったが、新生南路で地下鉄工事をやっていた。
この地下鉄は信義路を通るので、完成すると永康街へのアクセスがぐっと良くなるはず。

意翔村茶業に到着すると、先客がいた。
そのお客はお茶を買って帰ろうとしていたところだったので、帰るを待って試飲させてもらった。
以前来たときには日本語を話せる店員さんがいなかったのだが、今回は日本人の男性がお茶を淹れてくれた。
ここのお茶の試飲方法は、お碗に茶葉を淹れて、お湯を注いでからしばらく待って、ステンレスのスプーンでお茶を茶杯に移し、飲むというスタイル。
鑑定方法チックな飲み方である。
最初は「東方美人」「凍頂烏龍茶」「木柵鉄観音」「文山包種」「古典美人茶」(このお店の看板商品)をその方法で飲ませる。
普通の観光客に「台湾のお茶はこんなのですよ」と紹介するための試飲方法らしい。
でも私は、全然違う種類のお茶を一緒くたに飲む方法でお茶は買いたくないなぁ。
もっと違うのが飲みたいと言うと、「蜜香烏龍茶」「八仙」「肉桂」「黄金桂」を試飲させてもらうことになった。
で、用意してもらっていると、ドヤドヤとお客さんが入ってきた。
この人たちも日本人。
なんだかすっかり日本人客が多くなっている・・・・。
後から来たお客さんも一緒にテーブルを囲んで、試飲する事になった。
あとから追加してもらった中では、「蜜香烏龍茶」と「八仙」が良さそうだったので、これらを購入する事にした。
ここのお茶は100g単位で購入できるので嬉しい。
お店を出て、今度は建国南路に出る。

時間は7時5分前だったのだが、どうしてももう1軒寄りたいお茶屋さんがあったので、大遅刻覚悟でお茶屋さんに入った。
そこは「世逢」というプーアル茶を専門に扱うお茶屋さん。
店の中に入ると、大きな壷に入れられた散茶とか棚に積まれている餅茶とかが目に入った。
時間がないので早速試飲させてもらう。
最初に5年物のプーアル散茶を飲んだ。
どうもかび臭さが鼻に付く。
今度はいきなり50年物を飲ませてもらう。
すると土臭さやかび臭さは全くなく、甘みのある深いコクのある味。
でも金額的に買うのは無理なので、今度は20年物を飲ませてもらった。
50年物に比べると、味の深みは劣ってしまうが、土臭さやかび臭さは無く、甘味も十分出ていたので、20年物の「春尖普[シ耳]」を購入した。
餅茶も買いたかったし、隣の「唐人茶藝」にも寄りたかったのだが、時間的に無理だったので、「世逢」を出たあとは「朱記餡餅粥店」へまっしぐら。

「朱記餡餅粥店」は店名にもなっている「餡餅」が有名なお店。ニュウロウアンピン、うま〜!
パリッとこんがり焼けた皮に包まれて、スープとお肉がたっぷり入った「牛肉餡餅」が絶品。
小籠包好きな人なら絶対気に入る一品である。(まうさん談)
店に入ると、当然夫と子供は席に座って、既に牛肉餡餅と牛肉麺を食べていたところだった。
(そして「遅い」と怒られた。)
私も看板メニューの牛肉餡餅、そのほかに追加で野菜の入った餃子とか蝦蒸餃子とかをオーダー。
空腹に釣られてオーダーしたが・・・・ええと食べ切れません。(汗)
夫に「なんでこんなに頼んだの?」と文句を言われつつ、食べてみたものの、ギブアップ。
仕方なく残して店を出た。

次に目指したのはチャイナアクセサリーを扱う「波克」。
茶壷に結ぶアジアンコードが欲しいのだ。
店に入ると、色んなチャイナアクセサリーとその材料がたくさん。
しかも安い。
アジアンコードは1巻300元とかだ。(ちなみに一巻200mとかである。そんなに使い切れないよ・・・。)
でも測り売りもしてくれるのでご安心あれ。
(茶壷の紅線用の太さなら、1m3元。)
アジアンコードを3種類、3mずつとブレスレットを3種類買った。
ブレスレットも一つ100元とかで買えるし、デザインもかわいいのが多いのでお土産を買うにはオススメのお店だ。

店を出て、MRTの大安駅の方へ向かう。
その途中に「茗心坊」があるので顔を出した。
林さんは覚えていてくれていたので嬉しかった。
「今日太魯閣から蘇澳に行って、台北に来たんですよ〜。」と言うと、びっくりされた。
やっぱりあれだけ大規模な地震だったからなぁ。
茗心茶皇とか東方美人とか高密度焙煎阿里山とか飲ませてもらったり、普[シ耳]茶凍(プーアル茶ゼリー)をいただいて、高密度焙煎阿里山を購入。
私たちが試飲しているあいだ、お茶があんまり好きでない娘は「[シ眞]紅」でミルクティーを作ってもらった。
ミルクティー好きな娘はそれを4杯くらい(茶杯だけど)飲んでいた。
あんまり飲むと寝られなくなるよ。
お茶屋さんに長居すると娘が飽きるので、1時間足らずでお店を出た。

その後、茗心坊の近くにある「頂好超市」(Wellcomeスーパー)でお買い物。
すると今までお目にかかれなかったマンゴーとご対面!
良かった〜マンゴーかき氷も食べられる。
そのほかにお菓子とか缶詰とかを購入。
夫は山のようにギネスビールを購入していた。
(酒税が無いので、日本製、外国製、台湾製を問わず酒類が軒並み安い。夫にとって、このスーパーでギネスビールを買うことは台湾旅行の定番となりつつあるようだ。)
ハーゲンダッツのマンゴーソルベというのもあったので、購入した。

買い物を済ませ、MRTに乗ってホテルへ戻る。
忠孝復興の24時間営業の「誠品書店」にも行きたかったが、荷物が多いので諦めた。
ホテルへ戻って荷物を置き、私だけ再び外出。
ホテルの近くのネットカフェに行くためだ。
YMCAの近くは予備校街なので、安い食堂とかネットカフェとかCD屋さんが多い。
台北には「戦略高手」というネットカフェがたくさんあって、そこに行こうかな〜と思っていたのだが、偶然「異次元」という日本語入力可能なパソコンが置いてあるネットカフェ(台北ナビでYMCAの紹介ページに載っていた)を発見したのでそこに入ることにした。
地下にあって、「大丈夫かな〜?」と少し不安になったが、店内は明るくて、1ドリンク制とかじゃないし、お客さんもあんまりいなかった(これはいいのか?)のでタバコくさくなくて良かった。
日本語の使えるパソコン貸して〜と店員さんに言うと、ネットの設定を変えてくれた。
これで自分の掲示板も確認できた。
すると、私が出発する前まで予定があやふやだったまうさんが明日台湾に来られるということが書き込まれてあった。
待ち合わせ場所は茗心坊。
今日に引き続いて、明日もお邪魔〜。

ホテルに戻って、就寝。
明日は朝から家族別行動だ。


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