2日目(2004年5月1日)

大通りに面した部屋のため、朝早くに車の音で目覚めた。
時間はまだ6時前。
そのままウダウダとベッドの上で過ごし、7時ごろにようやく起き上がる。
今日は、遊園地に行く日なので、出かける準備をする。
プールにも入るので、水着も忘れないように持っていく。
そしてホテルのタオルもちょっと拝借。(もちろん今夜もこのホテルに泊まるので、ちゃんと返す。)
ホテルを出る前に、フロントに立ち寄り、「部屋がうるさいので、もっと静かな部屋に変えて欲しい」と言うと、あっさりOKしてくれ、すぐに荷物を移させてもらえた。
そして今日も日本語がバリバリ通じるスタッフがいる。すばらしい。

本日目指す場所は、台中市から北に車で1時間ほど行ったところにある「月眉育樂世界」(ディスカバリー・ワールド)。
遊園地に行くバスは、台中の駅前から出ているので、台中までタクシーで行くことにする。
しかし、タクシーを捕まえようとしたその時、目の前に台中駅行きのバスが停まった。
昨晩ホテルのフロントでは「台中の駅まではタクシーで行くしかない。タクシーを呼ぶんだったら声をかけてください。」と言われたのだ。
っていうか、バス停はホテルの目の前にあるんですけど・・・。
きっと従業員もこのバス路線を利用しているはずだ、間違いない。
タクシー会社からバックマージンでももらっているのか?
しかし、まぁ低予算で動く事ができたのはラッキー。
バスに15分ほど揺られて、台中の駅前に着いた。
年末に来たばかりなので、風景も見覚えがある。
先ずは、朝ごはんを食べに前回泊まったホテルの近くにある食堂街に行く。
そして、今回も前回入ったこぎれいな感じの食堂へ。
そしてまた、大きな餃子もどきと鹹豆漿と大根餅などなどをオーダー。
隣のジューススタンドでパパイヤミルクを買って、ズビズビと飲む。
やっぱり暑い時期の方がパパイヤに甘味があるような気がする。
食べていると、従業員のオバサンが片言の日本語で話しかけてきてくれたりした。
そこで、遊園地行きのバスが出ているターミナルがイマイチよく解らなかったので、聞いてみた。
食堂の前の通りを挟んだ向かい側にもバスターミナルがあったので「あそこなの?」と聞くと「違う」とのこと。
オバサンが「よくわからないけど、あのへん」と教えてくれた方向に、店を出て向かった。
するとまたもや見覚えのある風景。
前回もここに来たよっ!そして「月眉育樂世界行きのバスがある〜。」と言っていた場所だよっ!
そのバス停から出ているのは「仁友客運」という会社のバス。このバスに乗って遊園地に行く。
そしてこのバス停は、観光地に行くバス専用のターミナルらしい。
早速切符売り場に行って、切符を購入した。
月眉育楽世界までは、片道44元だが往復で購入すると80元だった。(子供は片道22元。往復チケットは無し。)
チケット売り場の一角で一休みしてから、バス乗場に向かう。
バス乗場で30分ほど待ったところで、ようやく乗り込み、出発した。

バスに揺られること約1時間。
高速道路のインターを降りてすぐ、周りが山ばかりで何もないところにいきなり、遊園地らしき建物が出現した。
紛れも無くそこが「月眉育樂世界」だった。

バスを降りると大きな階段があり、その階段を上ると左手に遊園地ゾーンの「探索樂園」、右手にプールゾーンの「馬拉灣」がある。
あまりにも暑いので、最初はプールに入りたかったが、遊園地とプールの共通券は「探索樂園」のチケット売り場に売っているとの表示がされていたので、遊園地の方へ向かう。
で、窓口に並んで「水陸両用票」が欲しいと言ったら、「メイヨー。(ありません)」と言われてしまった。
ちょうど私たちが行った時期はキャンペーン期間中で、遊園地が大人も子供も1人350元、プールが450元均一料金だった(多分大人は通常の半額以下)ので、チケットの売り方が通常とは違う様だった。
そのままプールへ向かっても良かったのだけど、どうせ遊園地にも行くのだから今のうちにチケットを買っておこうよと3人分購入。
それを見ていたバスの運転手(なぜか私たちと同乗していたグループについてきていた)が何か喋っていたのだが、全然わからない。
バスの運転手はしょうがないな〜という顔をして「こっちに来い」と手招きして、遊園地の中に入っていく。
えっ?私たちは先ずはプールに入りたいんですけど・・・・。
運転手は園内にいた遊園地の係員になにやら話しかけ、その係員は私たちが購入したチケットを手にすると、チケット売り場へいってしまった。
すぐにその係員が戻ってくると、さっき払った金額を私たちに戻してくれた。
ん・・・・・?タダで入れてくれんの???マジ?????
それだったら、暑いの我慢して遊園地で遊ぶぞっ!
てな訳で、炎天下の中、遊園地で遊ぶことにした。

最初に目指したのは、ここの遊園地で一番メジャーな乗り物、アジア一怖いと言われるジェットコースター「グラビティマックス(搶球地心)」。
どんなのかというと、こんなの(↓)だ。

で、レールが繋がった後は、モチロンコースターは垂直落下し、地面に開けられたトンネルに突っ込んでいく。
ジェットコースター好きな私たち夫婦にとって、魅惑的な乗り物である。
意気揚々として、乗場に到着・・・・・・・・・・が、全然人が並んでいない。
嫌な予感がした。



って、メンテナンスにより停止中なのかーっ!

何のためにわざわざ台中まで来たのかって言ったら、この「グラビティマックス」に乗るためなんですけどー、私たちはっ!
仕方がないので、他の乗り物に乗ることにしたが、どこもすごい人人人・・・・。
やっぱりキャンペーン期間料金のせいだろうか・・・。
あと「黒洞迷航」というディズニーランドの「スプラッシュマウンテン」まがいの乗り物が今年に入ってからできたらしく、そこは本当に長蛇の列だった。
あまりにも暑いので、「何か濡れる乗り物に乗ろう」ということになり、「激流泛舟」という乗り物に乗ることにした。
これは円形のボートに乗って、激流を下って行く乗り物。
途中で上から水鉄砲で撃たれたり、滝がある場所を通ったり、はたまた激流に突っ込む事により波をまともにかぶったり。
・・・・って、フロリダのディズニーワールドのアニマルキングダムにある「カリ・リバー・ラピッド」にそっくりなんですけど。
45分ほど待ってようやく順番が来た。
本当はもっと早く乗れたかもしれないが、こっちの人は前に並んでいる知り合いを見つけると平気でその知り合いのところまでいって、くっついて並ぼうとするという順番抜かしを公然とやってのけるので、相当乗る時間が遅くなったと思われる。
で、乗った後は例によってずぶ濡れに。
おかげで涼しくなった。

そろそろ食事をしようと思い、「雲采美食街」というフードコートに行った。
するとここも人がいっぱい。
とりあえず席を確保し、まずは暑くてへたり気味な娘のためにカキ氷を買ってやる事にした。
マンゴーカキ氷はメニューにあるものの、店員に聞くと「メイヨー。」と言われてしまう。
マンゴーの時期には早かったのだろうか。
仕方が無いので、紅豆牛[女乃]冰を買った。
他に何か食べるもの・・・と思って、担仔麺の列に並んでいたが、一向に列の長さが変わらない。
他の店の列を見ても同様だ。
余りの客の多さにてんてこ舞いしているようだ。
そして散々並んだ挙句、返された言葉は「メイヨー。」。
って、もう食材無いってか?!
フードコートの中は冷房ガンガンで、濡れた体には結構堪えてきたので、別の場所のレストランに移動する事にした。
で、外に出ると大きな音響と人だかり。
なんじゃこりゃ?と思ったら、パレードの始まりだった。
ちらっと見てみたがそんなに見たいと思うレベルじゃなかった。
しかしパレード用にロープが張られ、終わるまで行きたいと思うところまで行けないのだった。
さらに運の悪い事にここはパレードの終点だったので、このまま約30分間動けない・・・。
幸い子供用の乗り物が近くに何種類かあったので、娘はその乗り物に「乗っては降り、乗っては降り」を繰り返して時間つぶしはできた。

ようやくパレードも終了し、やっとこさ張られていたロープも撤去されたので、別のフードコートに移動する事にした。味はそこそこ。
入ったフードコートはファーストフードがメインのフードコート。
娘にはフライドチキンのセット、夫には牛肉麺のセット、私は腓骨飯のセットを注文した。
牛肉麺も腓骨飯も屋台で食べるのと同じレベルで、可もなく不可もなくと言う感じ。
フライドチキンは、結構ボリュームがあって、凄くジューシーだった。
やっぱり台湾は鶏が美味いわ。
腹ごしらえも済んだところで、プールに行く事にした。

「探索樂園」のゲートを抜け、プールゾーンの「馬拉灣」へ。波のプール。時々「大波タイム」がある。
チケットを買って中に入り、少し歩くとロッカーがある。
ロッカーのある場所の地階が男女別の更衣室とシャワーになっている。
まずは更衣室で着替えを済ませ、ロッカーに荷物を入れた。
そしていざプールへ。
最初は波のプールへ向かった。
ちょうど大波が出る時間だったので、持ってきた浮き輪を膨らませ、子供に与えたがすぐに係員に止められてしまった。
ここは浮き輪禁止らしい。
ライフジャケットのみ認められていて、幾らかで貸してくれるようだ。
プールの周りには屋根付きのデッキにデッキチェアが並べられていて、リッチな感じ。
もちろんここも座るのにはお金がいる。
にもかかわらずタダで占領している人たちがいたりするのだが、結構頻繁に見回りが来ていて、どかされていた。

次は流れるプールに行く事にした。
入ろうとすると、「スイムキャップは?」と係員に聞かれる。
あっっっ!!!!日本に置いてきたぁ〜〜〜〜〜〜(泣)
ここだけじゃなく、今後も必要と思われるアイテムなので売店に買いに行った。
すると1枚99元のお得なのが売っていたので、それを購入した。
スイムキャップをかぶり、無事にプールに入る。この川を浮き輪に乗って漂う。
ここの流れるプールはその名も「漂漂河」。
川の周りには草木が植えてあって、ジャングルの中の小川を漂っているよう・・・・ってこれまた、フロリダのディズニーワールドのタイフーン・ラグーン内にある「キャスタウェイ・クリーク」の縮小版のようなんだけど。
他にはウォータースライダーで滑りまくったりした。(ウォータースライダーは一番落差の激しいフリーフォールみたいなのはまだやってなかった。探索樂園のグラビティマックスといい、今回は絶叫系にツイていない気がする。)
全体的に人も少ない方だったので、結構楽しめたかも。

バスが来る時間が近づいてきたので、着替えてバスを降ろされた場所に向かう。
同じバスに乗っていた母+子+おばあちゃんと見られるグループもそこで待っていた。
しばらくバスを待っていたがなかなか来ない。
そのうち遊園地の係員がやってきて、もう一組のグループとなにやら話している。
で、お母さんと思われる人物がお金を払っていた。
多分、最初に遊園地の入園料はいらないと言ったのは間違いで、払ってもらいたいと言っているのだろう。
私たちのところにも来るかなーと思っていたら、その係員は去ってしまった。
しばらくするともう一人の係員を連れて彼がまたやってきた。
もう一人の係員は日本語で、さっき私が思っていた通りの事を話した。
こちらも最初から「おかしいなぁ〜」と思っていたので、素直に言われた金額を支払った。
バスはなかなか来なかったが、もう一組のお母さんらしき人が携帯でバス会社と連絡を取ってくれていたらしく、「もうすぐ来るよ。」みたいなことを言ってくれていたので不安になることはなかった。

ようやくバスが到着し、運転手に行き先を告げた。
わざわざ台中駅まで戻るのは時間がもったいないし、来る時にバスがホテルの真ん前を通ったので、「ホテルの前で降ろして。」と言ったら、OKしてくれた。
他に乗客もいなかったからかも知れない。
で、帰りは非常に楽に帰ることができた。

ホテルに到着して、荷物を置いて、水着を干して、夕食を食べに行く事にした。夜のホテルの周りの様子。ネオンがきらびやか。
その前に今朝遊園地に向かう途中バスの中で、ホテルから歩いて5分ほどの場所に「犁記餅店」を発見したので行って見ることにした。
茶ぼけの中村さんが「塩卵入りの鳳梨酥が美味しい」と教えてくれた店だ。
ここではノーマルなのと塩卵入りの「鳳蛋酥」を1箱づつ買うことにした。
すると梅の味のお饅頭を1パックサービスしてくれた。ラッキー。
買い物を済ませ店を出ると、大通りを挟んだ対面に「嘉義鶏肉飯」という看板が見えたので、そこで夕ご飯を食べる事にした。
前回の旅行以来、娘は魯肉飯、鶏肉飯のとりこになってしまったのだ。左が鶏肉飯、右が魯肉飯。
多分この店は日本でいうところの吉○家みたいなチェーン店だと思う。
魯肉飯、鶏肉飯、スープ、小菜などなどをオーダーし、席で待っていると、すぐに料理が運ばれてきた。
鶏肉飯はあんまりどこの店も味付けが変わらないのだが、魯肉飯はお店によって独特の味付けがあって面白い。
ここの魯肉飯は肉がわりと荒めに切ってあり、結構あっさり目な味付けだ。
小菜の下に食べきれない量の千切り生姜が敷いてあり、もったいなーと思った。

満腹になり、ホテルへ戻る前にコンビニに立ち寄り、お菓子や飲み物を購入。
台湾全土の区分地図が売られていたので、地方回りには便利♪ということでこれも購入した。
ホテルへ戻り、テレビを見ながら買いたての地図を開き、今後の旅の計画を詰めている時、ニュース番組で衝撃的な事件を報道していた。

テレビに映し出されていたのは、崖から落ちた大きな岩、大岩でぺしゃんこに潰された車、震度7級と言う文字、そして「太魯閣」という文字・・・・・・・・・・・・・えぇっ!!!!!!?????
今日の昼間、太魯閣で震度7の地震があり、落石によって、死者が出たらしい。
あのっ、あのっ、私たち明日太魯閣に行くんですけど。
予約してあるホテルは太魯閣の終点の「天祥晶華大酒店」なので、更に不安が募る。
太魯閣は渓谷の細い道を走るから、通行止めになっていたりしたら、ホテルにだって行けないじゃないか。
そのニュースを見たときはもう遅い時間だったので、とりあえず明日の朝フロントで現状について確認してもらう事にして、どうしても行くのが無理だったり、行ってもしょうがない状況だったりしたら、この先の計画変更も視野に入れることにした。

台中まで来たのに目当ての「グラビティマックス」に乗れなかったり、これから行く太魯閣は大地震があったり、なんだかツイてない旅だな・・・・。


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