1日目(2003年12月26日)

今回で3回目の台湾旅行。
昨年の同時期に初めて台湾に行った時は、最終日しか晴れなかったので、今回もどうなることやら・・・と天気予報をチェックしていたが、あまり台北は好天ではなさそうだ。
しかし今回は、台北だけでなく台中、台南、高雄と巡る予定なのだ。
南に行けばきっと良い天気だろう。

今回の旅行は初めての子連れ台湾。
そして私がANAのマイレージ特典で獲得したエアチケットに対し、子供と夫の分はチャイナの格安チケット。
別々の飛行機に乗って海外に行くのは初めてなのでちょっと心配だ。
私は日系の航空会社だからいいのだけど・・・。

そして今回の旅には、まう茶のまうさんが同行してくれることになった。
私たちは南の方に行くのは初めてなので、非常に頼もしい。
きれいな朝焼け。まさかまうさんと一緒に見る日が来ようとは。
そして当日の朝、当初は夫と一緒に車で成田に行く筈だったが、出発時刻が4時間も違うのでそれは止めにして、私だけ出発時間が50分違いのまうさんにお願いして車に便乗させてもらうことにした。
午前6時半にうちの近所で待ち合わせして、いざ出発!
きれいな朝焼けの太陽が見えた。

そして成田の民営パーキングに車を預け、空港に着いた。
多分出国ラッシュは明日だというのに、空港内はすごい人だ。
お互いの航空会社のカウンター(まうさんはJAA、私はANK)でチェックインを済まし、再び合流。
基本料金が1日300円(通常は600円のところを50%OFF)のレンタル携帯電話を借りて、手荷物検査場へ。
その時、私の前を行くまうさんが検査員に声を掛けられた。
「これは何が入っているんですか?」
まうさんはアーミー仕様のぱっと見、銃でも入っていそうなかばんを持っていたのだった。
「何って・・・荷物です。」
検査場を無事通り抜けることができたが、その後大笑い。
確かにズボンもアーミー柄だし、トレードマークのスカジャン(龍&虎柄)も着てるしねー。
その後、入管審査を済ませ搭乗口へ。
とはいっても乗る飛行機が違うので、ここでまうさんといったんお別れ。
中正国際機場第二ターミナルのリムジンバス乗り場で再び会うことにした。

搭乗時間になったのでゲートに向かう。「全日空」は中国語では「いっつもガラ空き」という意味らしい。
ここからバスに乗り、飛行機に乗るのだが、飛行機が停めてある場所までが超遠かった。
バスが走ること約10分。
着いたのは第1ターミナルの南ウイングの解体工事現場のすぐ近くだった。
ここまでバスに乗らせるのなら、いっそのこと第1ターミナル出発でいいんじゃないか。

機内ではエコノミー席の一番前とラッキー・・・・と思ったら、隣に座った男性がなかなか図々しいヤツで、真ん中の肘掛は占領する、眠ってこちら側に寄ってくる・・・と窮屈な思いをしたフライトだった。
向かい風が強くて30分到着が遅れるとのアナウンスがあったが、実際は10分くらいしか遅れなかった。
中正国際機場に到着し、エコノミー席最前列の特権を生かしてとっととイミグレーションへ向かった。
イミグレで並んでいる人も少なくてラッキーと思いきや、やたらと1人あたりの時間が長い。
どうやら人民共和国からの人たちらしかった。
ようやく私の番になって、さっさと通過した。
今回、往路では荷物を預けなっかったので、荷物が出てくるのを待つことも無く税関審査もとっとと通過。
そして税関審査を出たすぐ側にある台湾銀行で両替。
ここでのレートは\1≒0.3086NT$とかなり良いレートだった。
1年前は\1≒0.2803NT$だったのに。
5万円分を両替して、お金を財布に詰めているときに、携帯の着信音が!
少しのタイミングで出られなかったが、まうさんからだった。
待ち合わせ場所には1分くらいで着くので、電話を架けるよりまずは行ってしまった方が早い!と足早にバスの待合所に急いだ。
そして、そこにはまうさんと白タクの運ちゃんが。
私が到着するまでの間に交渉をしてくれていたらしい。
素晴らしい!ブラボー!!
まうさんの便が私よりも早く着く便で良かったよ。
きっと私が先に着いても、待合所の椅子に座ってボヤーとしていただけだろう。

やたらと私たちを急かして、白タクの運ちゃんは駐車場の自分の車で案内してくれた。
車はボルボ。
乗り心地は良かったのだが、ン・・・・何だこの匂いは?!
芳香剤を置いているらしいのだが、最終的にこの匂いのせいで頭が痛くなってしまった。

白タクで目指すは、龍潭にあるお茶屋さん。
桃園縣の南に位置する龍潭の大江屋(ダイカンヤ)に着いたのは約30分後。
なんだか今日は車がたくさん停まっているなー、ん?パトカーも停まってるよ?!!どうしたの?
そんな感じで店の中に入っていくと、そこには大勢お客さんがいた。
そして私たちが案内された部屋には2卓テーブルが置いてあって、その1つでお巡りさんがお茶していた(!)お店は茶畑の傍らにあります。
(お巡りさんたちは私たちが店に入ってからも30分は居続けただろうか。そして、そのあと郵便を届けに来た配達員もちゃっかりお茶を飲んで行ったりして、「私もこの国の公務員になりたいよ」と思ったりした。)
ここのお茶屋さんで、最初に飲ませてもらったのは包種茶だったのだが・・・・ん?なんで茶葉が丸まっているんですか??
味の方はもうひとつ弱い気がした。
他に炭焙の高山茶を何種類か飲ませてもらった後、梨山茶と大禹嶺を飲ませてもらった。
ここのお店は鑑定会スタイルで品茶させてもらえるので、味の違いがはっきり分かって良い。
私は梨山茶の方が好みだったので購入した。
普通の店では梨山や大禹嶺なんて試飲すらさせてもらえないのに、ここはすごく気前の良いお店だ。
ただひとつの難点がアクセスの悪さかな。

5時になると道が混んで来るから、次に行こうと白タクの運ちゃんに急かされ、お店を出た。
次に向かうは、焼き物の町鶯歌。
鶯歌の駅前でタクシーを降り、白タクとサヨナラ。
いったん駅に入って時刻表を見て、電車が15分に1本はあることを確認して、鶯歌老街に向かった。
鶯歌に来たのは5ヶ月ぶりだけど、数年前から駅舎の改築から始まって、老街の道の整備など総合的に土地整備計画をしているらしく、前回来た時にはやってなかった工事がなされていた。

まうさんが連れて行ってくれたお目当ての店は「鎮勝陶坊」というお店。
ここのお店では作家物の茶壷がかなりお手ごろでゲットできるそうだ。
茶壷のほかに、茶杯やそのほかの茶道具もリーズナブルプライスで売られている。
最初は、一個500NT$くらいの安茶壷や1個20NT$くらいの安茶杯を物色していたのだが、まうさんの「この中でどれがいいと思う〜?」の一言で、作家物を見始めてしまい、どうしても安物には戻れない目になってしまった。
でも作家物といっても、若手作家なので平均して1つ1500NT$程度なのだ。
作家物を全然持っていない私。
普通の茶壷にはそんなに物欲が沸かなくなってしまっていたので、この際作家物を手にいれてもいいんじゃないか?
そういう気持ちになった。
そして、作家物物色モードに突入。
できるだけ小ぶりで、シンプルな形のものがいいな〜と思っていたら、呉 尚鴻さんっていう作家の茶壷で、朱泥の水平壷と注ぎ口が少し変わった茶壷を見つけた。
どっちにしようかな〜としばし考える。
ただ見ているだけではなく、水を入れて注ぎ具合をチェックしてみることにした。
どちらの茶壷も空気孔をふさぐと水がピタッと止まるので、良し。
注ぎ口から流れる水の出具合が、後者の方が良かったのでこちらを購入することにした。
茶壷を見ている間とか、価格交渉している間、このお店の子供たちが私たちにドリトスを一枚持ってきてくれた。
「謝謝」と言って食べると、「あっ、食べたよ〜」みたいなことを言って、また1枚くれる・・・の繰り返し。
うー、わしらは犬かなんかかい?!
すごく人懐っこくて可愛かったので、ほほえましかったけど。
もしこの店に娘も同行してたら、きっとエライ騒ぎになっていたんでは・・・。
お買い物を終え、店を出ようとするとなんと老板が車で駅まで送ってくれると言うではないか。
おまけに電車の切符まで買ってくれた。
すっげーいい人だ。ありがとう老板。

鶯歌火車站に着くと、復興号があと15分ほどで来るらしい。
いったんホームに降りて、電車が来るのを待つ。
まだちょっと時間があったので、トイレに行っておくことにした。
で、戻ってきた時・・・どうやら電車が遅れているらしい。
ベンチで座ってまうさんと話をして、電車を待つ。
だが、待てど暮らせど電車は来ない。
来るのは通過していく特急電車ばかりである。
南国台湾と言っても、北部の夜間は結構寒い。
15分ほど待てば来ると思った復興号が、結局1時間も待ってようやくやってきた。
車内は当然満員。
こんなに大きな荷物を持ち込んでスマン・・・と思いながら、電車に揺られた。

台北火車站に到着したのは9時ごろ。
実は後発便の夫たちとはホテルで待ち合わせをしていたので、もしやロビーでずっと待っていたり・・・なんてことはないだろうか心配していた。
あらかじめ予約しておいた天成大飯店に着いて、カウンターで自分の名前を告げると、夫と子供はすでにチェックインしているという。
ほっと一安心。
ポーターに荷物を持ってもらい、部屋に案内された。
当然室内に夫たちがいるものだと思ったが、不在であった。
きっと夕ご飯でも食べに行ったんだろうなー、この時間じゃトモミも何か食べたいって騒ぐだろうしなー。
出かける仕度や荷物の整理をしていると、ロビーで待ち合わせをしているまうさんから電話がかかってきた。
え?もうホテル決まったの?早っ!
あわてて下に降りて、まうさんと合流。
夫はもうチェックインしたんだけど、ご飯食べに行ったか何かでいない事を伝えると、「だまって出かけると心配すると思うから、メモ残してきたら?」というまうさんのアドバイスに従って再び部屋へ。
部屋にメモを残し、まうさんに「お待たせー、さぁどこへ食べに行く?」と話していると、なんと夫と子供がホテルに帰ってきた。
予想通り夕ご飯を食べてきたらしい。(きっと京鼎楼へ小籠包食べに行ったんだろうな〜と思っていたら、やっぱりそうだった。)
そこで4人で西門町方面に向かって食べ歩きすることにした。

まうさんからいつも買っているという露店の果物屋さんのレンブを分けてもらって、齧りながら歩く。
甘くてみずみずしくって、すっごく美味しい!
前にスーパーの試食コーナーで食べたレンブとは大違い。
一気にレンブファンになってしまった。
まずは、まうさんが泊まっているホテルの通り沿いにある店で、[虫可]仔煎(おあちぇん:40NT$)を買って歩き食い。
甘いソースがかかったカキオムレツなのだが、カキが甘くて美味しい。食べかけでスマソー。あんまりアイスを食べるような気温ではなかった。
その次は「雪王冰淇淋供應中心」に行ってみることにした。
ん?シャッターが降りかけていて、店じまいをしている最中らしいよ。
「テイクアウトだったら大丈夫?」と聞いてみるとオッケーとのこと。
私が龍眼、夫がマンゴー、娘は西瓜、まうさんはなんとビール(!)を頼んで、皆で歩き食い。
フルーツ系のアイスは、アイスというより柔らかいシャーベット見たいな感じ。
果汁たっぷりで甘くて美味しい。
ビールのお味はというと・・・・ビールでした。
大きめだけど一つ80NT$から90NT$くらいなので、台湾プライスにしてはちょっと高めかなー。

お次は「阿宗麺線」に行くことにした。
ここの麺線はすっごく美味しいって評判だから、一度食べて見たかったのよねー、ワクワク。
店の前に着くと、結構な人だかり。噂の麺線。すごい行列になっているけど、回転は速いのですぐ買える。
みんなプラスティックのお椀を持って、ずるずるとすすっている。
まうさんが「買ってきてあげるー」と言って、列に並んでくれた。
まうさんから小のお椀を受け取り、さっそくずるっと一口。
うっ・・・モツの香りが結構きついのね、これ。
鰹だしと鰹節の味もするんだけど、醤油じゃなくってウスターソースみたいなので味付けしてるから、なんとなくミスマッチな味がする。
コレ、おいしーかなぁ???
モツの臭味がちょいと苦手な私にはあまり合わないメニューでした。

少し歩くと色々屋台が出ていて、果物屋さんがいたのでレンブを買って口直し。
さっきまうさんからもらったレンブの方が甘くて美味しかったな〜。(値段も安いらしい)
そのあと、まうさんが豆花(一口味見させてもらったけど、ふわふわしたあっさりめのミルクプリンて感じ。美味しかった。)を食べてホテルへ戻った。

明日は新北投温泉に行って、淡水で夕日を見るんだいっ!


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